リードバイス(万力)を使いやすく
Sk11の75㎜のリードバイスを購入したが持ち手の部分が錆ていたのと
臭すぎる香りがついていたので問い合わせると交換しますということになった。
しかし、交換してもらったものは挟む口の部分の水平同期がとれておらず、
しかも、裏側にあるスプリングが錆さびでハンドルを回すとギシギシと音を立てる。
1個目の方がまだましであった。
挟み口が片押さえのように荷重が片側だけにかかると挟んだものが変形したり
うまく固定できないので、口を固定するねじを外そうとすると・・・。
挟み口を押えていたボルトの1本がとても堅い。
そのボルトは口より飛び出ていたので、普通に考えるとそれではまともには挟める訳はない
状況にまともに検品などしていないことがわかる。
何とか外したボルトは先が潰れていて、ねじ穴もおかしなことになっていた。
無理やりねじをいれたことがよくわかる。
~調査~
外した押さえ金具とバイス本体の間に大量の塗料が流れ込んでいて、塗料の塊で段差ができていた。
それをヤスリで削って落とす。バリも残っていて危ないのでそれも落とす。
最初程の差はなくなったので、使えるだろうということに。
ねじ穴をほじってみると黒いカスのようなものが大量に出てきた。臭いの元はこれか?とか
削り後ノカスをエアー処理していないのもさすが中国クオリティーだ。
4つのねじ穴を全部掃除。錆止め剤をいれて、再度、組付けた。
もちろん、作業前にやはり臭いがかなりするために、消毒と拭き掃除をしている。
毎回、このバイスは購入後、アルコール消毒とバリとり加工をしなければいけないのか?
ハンドルも変色したり、傷だらけなので、紙やすりで研磨してきれいにした。
・・・・正直、あまりお勧めできる商品ではない・・・・な・・という印象。
自分で何とか使えるように出来る人なら、安くてよいのだけど。自分でやるから安いと思えるなら。
だいたいここまで1時間はかかってます。ゆえにもう返品とかどうとか何も言わない。
無言であそこでは工具類は買わないとおもうだけだった。クレーム処理なら最低限、検品してから送れ!プンスカ
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さて、本題の加工。
自分の使用用途は半田の際の固定やステーの加工なので、持ち運べて、室内でも出来る形がよい。
しかし、それなりに安定しなければ使えないし、テーブルの上で作業することもあるので傷もつけたくない。
そこで余って処理に困っていたキャンプ用のまな板を使うことにした。
まな板だけでは強度に不安が残るので、裏側に10㎜の合板を合わせる。
足を付ければ完成。

Tsutayaカラーっぽく、かわいい出来に満足。
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