フロントフォーク オイルレベル調整と突き出し

前回の整備でフォークオイルの量の調整を考えていると言ってましたが

嫁様が今日は研修で車に乗るというので、そのすきに駐車場が整備に使える!とおもい

フォークを少し柔らかくすることに。


オイル量を減らして、空気を増やせば、Fフォークの減衰は軽くなります。

逆にオイルを増やせば、硬いサスになります。

同じオイル量でもオイルの硬さ(番手)を変えれば、同じ事が出来ます。


リアスタンドをかけて、フォークを少し上げないと、TOPキャップが締めれなくなるので

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マフラーへパンダジャッキをかけて、タイヤは設置した状態にとどめ、あげておきます。


キャップを外すときはバネで押されるので飛び出さない様に気を付けて。

シリンジで今回は5㎜油面をさげたいので、シリンジのメモリをみながら、シリコンチューブを

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フォーク内に垂らして、抜き取ります。

左右で抜き取る量が変わるとバランス悪くなるので、同量をメモリ見ながら抜きます。


蓋をしめようとするとバネがきつくて、締めれないため、ジャッキを少し上げて

フォークを伸ばして、バネの力を弱めます。途中、ゲリラ豪雨に襲われ、ずぶ濡れになりましたが

途中でやめれないので、完遂。


ついでに、フォークの突き出し量を元へ戻します。TOPから規定より5mm下げた位置へ。

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少し前傾?というほどでもないのですが、その方が自分は楽で楽しいので、調整。

フォークのボルトを数本緩めて、TOPだけ効かせておき、ジャッキを少し下げれば

自然にフォークが突き出てきます。(その時、TOPのボルトはゆっくり緩めて、良い場所で締めます)


理想の位置で六角ボルトを締めれば5mm突き出し完了。逆側も同じで車体を少し下側へ押して

同様の位置まで突き出し、定規で同じ突き出し量になっているかを確認し、締め付け。

後はトルクレンチで規定値へすべてのボルトを締めて完了です。レンチが入らないところは手トルクで。


Fサスは思ったよりも気持ち柔らかくなった感じです。突き出しはうまくいったらしく

自然な姿勢で乗れてます。バーハンドルが好きなのはこれが出来るからなんですね。

体形に合わせた位置へハンドル位置を微調整できるので。


ゲリラ豪雨がきたり、晴れたりを繰り返すおかしな天気なので試走は今度にします。

びしょぬれだったので途中でシャワーを浴びて着替えての作業となりました。

嫁様の車が帰る前に終わってよかったよかった。


ゲリラ豪雨の音に怯えてリビングへ避難するコタロー

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心細そうに見つめられて、飼い主的にはデレてしまいます。

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